神社授与所内外装の改修計画。
既存のアルミサッシを解体し、物置となっていた室から内外部の高低差を生かして御朱印や御守りの受け渡しが行えるように計画した。外部ルーバーやカウンター、羽目板などはすべて八幡総本宮が鎮座する大分県のヒノキを使用した。無目は鉄骨で製作してグラファイトペイントを施し、外部から見たときにその水平線がカーテンレールのつくるラインと同化することで存在感を消し、三枚の框扉が浮かび上がる開口部の構成とした。
設計監理：KOKO+ inc.
施工 ：クリア / 多喜代 和昭
設計期間：2019年9月-2020年2月
工事期間：2020年3月-2020年5月
計画地 ：東京都台東区
規模構造：鉄筋コンクリート造 地上3階 / 1階の一部
主要用途：神社授与所
延床面積：19.23㎡